バランス型投信の「グロ3」が資金流入額で上位に
人気の投信ランキング

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2020/3/27 2:00
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写真はイメージ=PIXTA

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投資信託選びの目安に資金流入額と基準価額の騰落率がある。この連載では、全投資信託を対象にしたランキングから人気の投資信託を探る。

今回は国内の全公募投資信託を対象にした過去6カ月間の資金純流入額ランキング(1月末時点)。首位は「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」。2000年代半ばのような圧倒的な資金流入はないが、底堅い人気が続き、昨年末には2015年5月以来、約4年半ぶりに残高1兆円を回復した。足元で1兆円を超えているのは、ETF(上場投信)を除くと同投信だけだ。

当ランキングに顔を出すのは、投資家の人気が高く、資金を集めている投信。資金流入が続けば、残高は大きくなる。残高に焦点を当てると、「グロイン」の次に大きいのが今回4位に入った「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」。年1回決算型と合わせると1兆円を超える。設定から1年数カ月で巨大投信の仲間入りをしたのが2位の「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」。地方銀行の採用が相次ぎ、残高は4000億円を突破。隔月分配型と合わせると6000億円強になる。

ETFを除くと、投信の4割近くは残高10億円以下の小規模投信だ。運用会社や販売会社は残高比例の報酬を受け取るため、小さな投信は採算面から繰り上げ償還の対象になりやすい。5月には日本初の公募投信の併合が予定されているが、こうした動きが広まるかは未知数だ。小規模投信の乱立は日本の投信が抱える課題と言える。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2020年5月号の記事を再構成]

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著者 :
出版 : 日経BP
価格 : 750円 (税込み)

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