アサヒGHD、豪事業の買収完了、3月末から遅れ
豪競争委員会からの承認待ち

2020/3/24 10:39
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アサヒグループホールディングス(GHD)は24日、ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)から3月末までにオーストラリア事業の買収を完了する予定が遅れる見通しになったと発表した。豪競争・消費者委員会(ACCC)から23日までに承認を得られなかった。2020年12月期の連結業績予想には豪州事業の買収効果は織り込んでいない。改めて4~6月中の完了を目指す。

アサヒGHDは19年7月、インベブと約1兆2千億円で傘下の豪ビール最大手、カールトン&ユナイテッドブリュワリーズ(CUB)を買収することで合意した。ACCCが12月にリンゴ酒とビールについて豪国内での市場の寡占化を恐れる懸念を表明していた。

アサヒGHDは20年2月、CUBの全事業を買収したのち、リンゴ酒とビールそれぞれの事業の一部を売却する方針を公表した。これを受けてACCCが市場関係者からの意見を集めていた。

3月19日に承認の可否などを判断する見通しを立てていたが、検討を続ける考えを示した。アサヒGHDはACCCからの承認を得ることをCUBの買収完了の前提としている。これからACCCからの承認を得ても、3月内の買収完了が間に合わないと判断した。

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