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WHO事務局長「世界的な大流行が加速」

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は23日、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)が加速している」と危機感を表明した。ほぼすべての国で感染が確認されたとし、すべての疑わしいケースを検査するように改めて求めた。医療現場での防護具の不足も訴え、各国政府に支援を求める考えを示した。

WHOによると、最初に感染者が確認されてから10万人に増えるまでに67日かかったが、次の10万人までは11日、さらに次の10万人まではわずか4日で到達した。テドロス氏は「(ウイルスに)勝つためにはすべての疑わしいケースを検査して、患者を隔離し、接触を追跡するなど積極的な手段をとる必要がある」と強調した。

医療関係者の感染が増えていることに強い懸念も示した。各地の病院では医療用マスクなど防護具の不足が深刻になっている。テドロス氏は「解決には政治の力が必要」と述べ、今週中に日米欧など20カ国・地域(G20)の首脳に防護具の増産を要請すると述べた。

一方、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は東京五輪について言及し「日本政府と国際オリンピック委員会(IOC)は、選手や観客にとって危険となる大会は進めないと信じている」と述べた。WHOはリスク評価などの助言をする立場として、延期などの決定を下すのは日本とIOCと強調。「近く決定がなされるだろう」と語った。

IOCは22日に臨時理事会を開き、延期を含めた複数のシナリオの検討に入った。IOCのディック・パウンド委員は23日、米紙の取材に対し、「延期は決まった」と語った。IOCは4週間以内に結論を出す予定だ。

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