米、人工呼吸器の増産急ぐ 車メーカーなども可能に

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2020/3/24 2:27
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【ニューヨーク=中山修志】米トランプ政権は、新型コロナウイルスの感染拡大で不足が予想される人工呼吸器の増産体制を整備する。米食品医薬品局(FDA)は22日、人工呼吸器の製造認可を緩和し、素材や部品の代替品を柔軟に使えるようにすると発表した。米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は自社の物流や調達網を医療機器メーカーに提供し、増産を支援する。

新型コロナで人工呼吸器の必要性が増している(ブリュッセル)=ロイター

FDAは22日、「トランプ大統領の指示に応じ、人工呼吸器の製造に関する規制を可能な限り取り除く」と声明を出した。新規の部品メーカーからの調達を認め、未認証の部品や素材を一時的に使用できるようにする。自動車メーカーなど医療機器以外のメーカーが人工呼吸器を製造することも許可する。

GMは20日、医療機器メーカーのベンテック・ライフ・システムズと連携し、米国での人工呼吸器の増産を支援すると発表した。GMの物流網や部品の調達網、生産技術を提供し、より多くの人工呼吸器を病院に迅速に届けるという。

GMは中国のマスク不足に対応するため、現地の合弁会社、上海GMの工場でマスクを生産している。人工呼吸器はマスクより製造工程が複雑なため、生産ラインの組み替えが難しいとの指摘もある。

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