布製マスク委託生産 山口県、新型コロナで緊急対策

2020/3/23 20:04
保存
共有
印刷
その他

山口県は23日、新型コロナウイルス感染に関する緊急対策を発表した。保育施設に配布するマスクを県内企業に生産委託して確保するなど感染防止策と、2020年度の補助金早期支払いなどによる資金繰り支援策の強化が柱。すでに実施中のコロナ対策も合わせた事業費の総額は5億4900万円になる。

マスクは特に未就学児向けの確保が難しくなっているため、制服や白衣を製造販売する県内企業に布製マスク12万枚の生産を委託。県が買い取って幼稚園や認可外保育施設の児童に1人あたり2枚ずつ配布する。マスクの生産委託にまで踏み込むのは都道府県で初めてという。幼稚園や障害者施設の消毒用アルコール購入費なども補助する。

企業の資金繰り支援策として20年度の交通事業者への補助金を早期に概算払いするほか、各種補助金の公募を前倒しする。融資上限8000万円、利率年1%(5年以内)の金融支援では、リーマン・ショック後の対策でも下げなかった保証料率を半分に下げる。

このほか、休業などで収入が減った世帯向けの生活福祉資金貸し付け要件の緩和や食事を宅配する子ども食堂への補助など県民生活の安定策も盛り込んだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]