入札条件作成の前課長有罪、福岡・築上町汚職 地裁支部

社会・くらし
2020/3/23 18:50
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福岡県築上町のし尿処理施設建設を巡る談合汚職事件で、官製談合防止法違反罪に問われた同町の前環境課長(現総務課付)長部仁志被告(55)に福岡地裁小倉支部は23日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。参加業者が制限される入札条件案を作るなどして談合を容易にしたとし、無罪主張を退けた。

森喜史裁判長は「落札額は最低制限価格を約3700万円も上回る高額なもので、責任は重い」と指摘した。一方、失職など社会的制裁が見込まれることを考慮し、刑の執行を猶予した。

判決によると、2016年7月の入札で、九電工に依頼された男性町議=昨年1月に死亡=の働き掛けに応じ、参加業者が制限される入札条件案を作り、九電工に落札させた。

一連の事件では既に、公競売入札妨害と贈賄の罪で元九電工行橋営業所長に、談合罪で別の九電工幹部ら4人にそれぞれ有罪判決が言い渡され、確定している。

〔共同〕

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