スズキ、ミャンマーの生産能力4倍に 120億円投資

2020/3/23 15:15
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スズキは23日、ミャンマーの工場を生産増強すると発表した。現地の2つある工場のうち、ヤンゴン市南東の拠点を増築して四輪車の塗装ラインなどを新たに導入する。約120億円を投資し、2021年9月の稼働を見込む。建屋の面積は10倍に広がり、生産能力は4倍になるという。ミャンマーでのシェア拡大をにらみ供給能力を引き上げる。

小型車の「スイフト」などを製造している

増強するのは、完全子会社のスズキティラワモーターが稼働する工場。ヤンゴン市南東のティラワ工業団地内にあり、小型車の「スイフト」や7人乗りミニバンの「エルティガ」など3車種を製造している。

これまでインドなどから塗装済みの車体を輸入し、同工場で組み立ててきた。ミャンマーの新車市場の伸びを受けて、新車をスピード供給できる体制を整える。建屋面積は現在の4000平方メートルから4万2000平方メートルに拡張する。

生産能力は現在の計1万台から計4万台に増える見通し。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ミャンマー政府は外国人の陸路入国を停止しているものの、スズキは25日から予定通り着工するとしている。

ミャンマー自動車協会によると、19年の新車販売台数は2万1916台で前年比25%増だった。スズキはシェア6割を占めるという。トヨタも21年に新工場を初めて稼働する計画を持つ。韓国・現代自動車など主要メーカーも進出しており、アジア勢による競争が激しくなりそうだ。(浅山亮)

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