NZ中銀、量的緩和を実施へ 新型コロナで

2020/3/23 9:07
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【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は23日、NZ国債を購入する量的緩和政策を実施すると発表した。22日まで開いた会合で決定した。今後、1年間かけてNZ国債を最大で300億NZドル(約1兆8700億円)買い入れる。新型コロナウイルスによる経済への影響が深刻化する中、米欧やオーストラリアに続き量的緩和に踏み切る。

NZ中銀は量的緩和を決めた=ロイター

NZ中銀は声明で「(新型コロナの)NZ経済への影響の厳しさは増している」と指摘。「一層の金融緩和策が必要だと合意した」と説明した。中銀はすでに16日、0.75%の緊急利下げを決め政策金利は過去最低の0.25%となっている。

NZ政府は、感染拡大防止のため、外国人の入国を禁止するなど厳しい措置を取っている。中銀は貿易量の減少に加え「国内の感染予防策により経済活動が鈍化している」として、短期的にインフレ率が政策目標を下回るとの見通しを示した。

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