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メルケル独首相、自宅で隔離 接触の医師がコロナ陽性

(更新)

【ベルリン=石川潤】ドイツ政府は22日、メルケル首相が自宅で一時的に隔離されることになったと発表した。20日に肺炎球菌の予防接種のために受診した医師が、新型コロナウイルスの検査で陽性となったためだ。首相自身が新型コロナウイルスに感染しているかどうかは分かっていない。メルケル首相は同日、記者会見を開いて新しい感染拡大の抑止策を発表したばかりだった。

メルケル首相は今後数日、ウイルスに感染していないか定期的に検査を受けることになる。首相の職務は自宅から果たしていくという。欧州では感染拡大に歯止めがかからず、ドイツの感染者数も2万人を超えて増え続けている。

メルケル首相が22日発表した感染拡大の抑止策では、外出自体は禁止しないものの、人との接触を最小限にするように求めた。家族や同居人を例外に公の場で3人以上が集まることを禁じる。ほかの人とは常に1.5メートルの距離を取るように求め、持ち帰りサービスを除いた飲食店や理髪店も営業できなくなる。

メルケル首相は「これは推奨ではなく規則だ」と述べ、厳守するように求めた。実施の期間はひとまず2週間とした。

ドイツ政府がこうした措置を導入した背景には、若者らが公園に集まってパーティーを開くなど、一部の市民が感染拡大防止に協力的でない現実がある。イタリアやフランスのように外出を禁じるのではなく、感染のきっかけになり得る人との接触に的を絞って規制を掛けることにした。

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