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岩手で「復興の火」巡回展示 三陸鉄道とSL銀河で運ぶ

東日本大震災の被災地で、「復興の火」として巡回展示が始まった2020年東京五輪の聖火は22日に岩手県入りし、津波で被災した沿岸部を走る三陸鉄道(同県宮古市)やJR東日本のSL銀河で運ばれた。出発地点の宮古駅のほか、JRへの乗換駅の釜石など両鉄道の一部の途中駅で聖火を公開した。各駅前では住民が大漁旗や小旗を振って出迎えるなどしてムードを盛り上げた。

宮古駅前では、午前8時ごろに震災犠牲者に黙とうがささげられ、出発セレモニーが始まった。式典には岩手県の達増拓也知事や三陸鉄道の中村一郎社長らが出席。達増知事が「国内外からの支援への感謝と復興への誓いをこの火に込めて、岩手から送り出す」と宣言し、聖火皿に点火した。

聖火のともったランタンは三鉄で釜石に運ばれた後、SL銀河でこの日の終点の花巻に向かった。陸中山田や大槌、遠野など一部の途中駅では駅前でランタンを展示した。当初は展示に加えて子供たちによる合唱や郷土芸能の披露などのセレモニーを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。

それでも沿線住民らは大漁旗を振って出迎えるなどして盛り上げ、展示された聖火の撮影に長蛇の列を作った。23日は大船渡市内で公開する。

聖火は20日に宮城県に到着し、「復興の火」として同県石巻市や仙台市で展示。24日に福島県入りし、26日から同県で聖火リレーが始まる。

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