東京都心で桜満開、昨年より5日早く 名古屋では開花

気象庁は22日、東京都千代田区の靖国神社にある桜の標 本木が満開になったと発表した。平年より12日早く、昨年より5日早い。今シーズン、沖縄・奄美を除き、全国で最も早い満開宣言となった。
気象庁によると22日午後、東京管区気象台の職員が標本木のソメイヨシノを観察し、8割以上の花が咲いているのを確認した。東京はここ数日、最高気温が20度前後のぽかぽか陽気。千代田区では22日午前、平年の最高気温より約9度高い23.7度で、5月下旬並みの暖かさだった。
ソメイヨシノの開花は14日、東京都心で全国に先駆けて観測された。
一方、名古屋地方気象台は22日、名古屋市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より4日早く、昨年と同じだった。通常は1週間から10日ほどで満開となる見込み。
22日午前、同気象台の敷地内にある標本木に10輪ほど咲いているのを職員が確認した。名古屋市ではここ数日、最高気温が20度前後の暖かい日が続いていた。〔共同〕