北朝鮮、新型ミサイル配備を示唆 金正恩氏が実験視察

2020/3/22 8:48
保存
共有
印刷
その他

21日に北朝鮮が発射したミサイル=朝鮮中央通信・ロイター

21日に北朝鮮が発射したミサイル=朝鮮中央通信・ロイター

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が21日に「戦術誘導兵器」の発射実験を視察したと伝えた。北朝鮮が同日朝、日本海に向けて発射した2発の短距離弾道ミサイルを指すとみられる。報道はこのミサイルが近く朝鮮人民軍の部隊に引き渡されると指摘した。

21日の発射実験は兵器の開発機関である国防科学院が実施した。兵器の特性と威力を軍の指導部に直接見せる目的だったという。金正恩氏は実験を評価し「いかなる敵であれ、わが国に反対する軍事行動を企てようとするなら、領土外で掃滅できる攻撃力をさらに堅固にしなければならない」などと語った。

22日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、移動式発射台から撃たれるミサイルの写真を掲載した。2019年8月に2度にわたって発射した新型の弾道ミサイルと似ており、ミサイルが目標の島に命中する写真も公開した。命中精度が高い米国の戦術地対地ミサイル(ATACMS)と類似したタイプとみられる。

韓国軍によると21日のミサイルは約410キロメートルを飛行し、高度は約50キロメートルだった。下降時に弾頭が再上昇する不規則な軌道を描いたとされる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]