原宿駅が装い一新 木造駅舎とはお別れ

2020/3/21 8:29 (2020/3/21 9:55更新)
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オープンしたJR山手線原宿駅の新駅舎。右は旧駅舎(21日、東京・渋谷)=共同

オープンしたJR山手線原宿駅の新駅舎。右は旧駅舎(21日、東京・渋谷)=共同

JR山手線の原宿駅(東京・渋谷)が、東京五輪・パラリンピックに備えた改良工事で装いを新たにした。21日には、大正期の西洋風「ハーフティンバー」様式の木造建築として知られた旧駅舎に代わる新駅舎がオープン、外回り専用の新ホームも運用を開始。利用客は、一新された駅から明治神宮や表参道に出掛けることになる。

3連休中日の21日、駅は朝から学生やカップルでにぎわい、オープンしたばかりの新駅舎を撮影する人も多くいた。東京都中野区の大学2年、相沢ひかるさん(20)は「以前はホームが混雑していた。新ホームができてすっきりした。ガラス張りのコンコースから原宿の景色が見え、楽しい気分になった」と話した。

JR東日本によると、新駅舎は旧駅舎の南側にあり、線路をまたぐ形で2階建て。1924年完成の旧駅舎では、混雑への対応が難しくなり、防火上の問題もあったため建設を決めた。21日から旧駅舎は閉鎖された。

新ホームは、明治神宮の初詣の時期だけに使われてきた臨時ホームを改修した。これまでは内回り、外回り両方向の利用客が同じホームで乗降していた。竹下通りに面する竹下口は、今後も従来通りの運用を続ける。

原宿駅は1906年に開業。旧駅舎は20年にできた明治神宮の参拝客向けに誕生した。JR東は五輪・パラリンピック終了後に解体し、商業ビルとして建て替えるが、地元の要望を踏まえ、デザインを再現する考えだ。

原宿駅に近い国立代々木競技場は、五輪ではハンドボール、パラリンピックではバドミントン、車いすラグビーの会場。JR東は、大会会場に近い都内各駅でリニューアルを進めている。〔共同〕

JR原宿駅の旧駅舎(東京・渋谷)=共同

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