ブラジル、日本や欧州からの入国を制限

新型コロナ
中南米
2020/3/21 0:33
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府は新型コロナウイルス対策として、23日から日本や欧州を経由した外国人の入国を制限する。経済を優先するボルソナロ大統領は国境閉鎖や入国制限に消極的な姿勢をとっていたが、感染拡大が止まらない中、押しきられた形だ。

マスク姿で空港を歩く人々(18日、サンパウロ)=ロイター

国家衛生監督庁が19日夜に公開した官報によると、日本や中国、韓国のほか、欧州やオーストラリアなどが対象となった。国際機関で働く人などは除く。ボルソナロ政権が関係を重視する米国は入っておらず、政治的な配慮もうかがえる。

ボルソナロ氏はこれまで国境閉鎖など抜本的な対策を「ヒステリー」と呼び、周辺国に比べ限定的な対策しかとっていなかった。

連邦政府が消極的な姿勢を取る中、サンパウロ州がショッピングモールなど商業施設を閉鎖したほか、リオデジャネイロ州が空港の停止を決定するなど州の独自措置が始まっている。ボルソナロ氏は20日朝、記者団に対し「彼ら(知事たち)は極端な政策をとっている」として、経済に悪影響を及ぼすと批判した。

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