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米、銃の売り上げ急増 新型コロナで暴動に備え

【ニューヨーク=高橋そら】新型コロナウイルス感染が急拡大する米国で、銃や弾薬の売り上げが急増している。食料や日用品の「パニック買い」が広がり、略奪行為や暴動に備える動きとみられる。銃をめぐっては過去数年間の乱射事件の影響で規制を唱える声が盛り上がっていただけに、新型コロナに対する社会不安の高まりがうかがえる。

銃販売店の前で行列をつくる人々(カリフォルニア州)=ロイター

米国で弾薬を販売するネット通販企業によると、2月23日から3月15日の間にそれ以前と比べてアクセス数が80%近く上昇した。売上高は足元で約4倍に増えた。同企業の広報担当者は「人々は食糧不足や政府閉鎖、将来の悪い事態に備えて自衛する準備を進めている」と分析する。

西部カリフォルニア州やオクラホマ州では、銃販売店前に数十人が列をつくる光景が見られた。「普段は銃を買わないアジア人の客がよく訪れる」(ある販売店の店員)といい、新規に銃を所有する人が増えている。全米ライフル協会(NRA)の広報誌も「新型コロナへの恐れが弾薬の販売を促進している」との見方を示した。弾薬や薬きょうの売れ行きが急伸しているという。

過去数年間、米国では銃の乱射事件が相次ぎ、若者世代を中心に銃規制を求める世論が盛り上がりつつあった。だが、足元では新型コロナ拡大をめぐり社会不安が高まり、自衛意識が再燃しているようだ。

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