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高崎の有賀園ゴルフ、AIでレッスン 顧客のスイング解析

ゴルフ用品販売の有賀園ゴルフ(群馬県高崎市)は、人工知能(AI)を活用したレッスンやクラブの提案サービスを始める。計測機器などを製造するアンプラス(横浜市)と組み、店舗で顧客の試打データを収集・分析。最適な指導や商品提案に生かす。事業費は約1億8千万円で、1年後をめどに一部サービスを始める。ゴルフ人口の拡大による健康寿命の延伸も目指す。

店内に設けた試打室で顧客のスイングのデータを収集する(前橋市の店舗)

両社の事業は経済産業省の「異分野連携新事業分野開拓計画」に認定された。事業費の3分の1にあたる6000万円の補助を受ける。

有賀園ゴルフは首都圏を中心に20店以上を展開している。今後は店内に設けた試打室を利用して顧客のスイングデータを収集する。データをAIに学習させ、顧客の体のバランスやスイングの特徴に合ったクラブや練習方法の提案を行う。

高崎市内など一部の店舗からサービスを開始。データの蓄積が増えていけば提案の精度も高まるという。インターネット通販でクラブを買う際にもデータを参考にできるようにする。数年かけてスイング約10万回分のデータを収集し、全店でのサービス展開を目指す。

顧客がスイングの動画をスマホなどで撮影して送ると、チャットボットでアドバイスを返すサービスも計画している。東京・杉並ではゴルファー専用のフィットネスジムを運営しており、顧客の体づくりのアドバイスにも生かす考えだ。

同様のサービスはゴルフ業界では初めてという。今後はAIを活用したサービスをパッケージ化し、同業他社に販売することも計画する。ライセンス料を得て収益につなげる。

有賀史剛社長は「ゴルフは年齢を重ねても楽しめるスポーツだ。高齢化が進む中、ゴルフを通じた健康寿命の延伸を目指す。医療費削減などの社会課題の解決にもつなげたい」と話している。

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