NEC、AWSで稼働する5G用ソフトを開発

2020/3/19 19:01
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NECは19日、米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」で動作する次世代通信規格「5G」用のソフトウエアを開発し、4月に提供を開始すると発表した。5Gの基地局制御用システムをAWS上に実現する。携帯電話会社やエリア限定で5Gを利用できる「ローカル5G」を検討する一般企業などに採用を働きかける。

ソフトとAWSを活用する企業は、制御用システムのハードウエアを購入せずに5G用の通信網を整備できる。クラウドはデータ処理量などに応じてサーバーの性能やストレージ(外部記憶装置)の容量を柔軟に拡張できる。当初は小規模に通信網を整備し、徐々に拡大するといった工夫によって初期費用を抑えられる。

携帯電話会社には海外ローミング展開への応用を提案する。AWSが世界各地に展開するデータセンターにソフトを導入することで、初期費用を抑えて迅速に通信網を整備できると提案する。

ローカル5Gの利用を検討する一般企業には、既存のシステムとの連携しやすさを売り込む。社内の業務システムと新たにローカル5Gを活用する場所をAWSのデータセンター内で直結できる。

ソフトの利用料金は個別に見積もる。月額などの定額制を想定している。

(島津忠承)

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