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中国移動、5Gに1兆5千億円投資、景気底上げ

【北京=多部田俊輔】中国移動通信集団の香港上場子会社、中国移動(チャイナモバイル)は19日、2020年12月期に次世代通信規格「5G」関連で約1千億元(約1兆5千億円)を投資すると発表した。前期実績の約4倍になる。中国政府は経済低迷のテコ入れ策として、5Gなど新しいインフラ整備の加速を指示しており、国有通信最大手として対応した。

中国移動は5Gサービスの普及を急ぐ(浙江省で19年10月に開かれた世界インターネット大会)

今期に計画する投資額全体は1798億元で、前期実績(1659億元)に比べ8%増やした。チャイナモバイルの投資額は2千億元を超えた14年12月期をピークに減少が続いてきたが、今期の投資額が計画通りに進めば、6期ぶりに前期実績を上回ることになる。新型コロナウイルスの感染拡大により停滞する景気の底上げを狙う。

今期に計画する投資額全体に占める5Gの比率は56%。今期末までに5Gの基地局を25万カ所設置する予定で、すでに通信設備の調達の手続きを始めた。前期には5万カ所余りを建設しており、今期末には30万カ所まで増える見通しだ。

5Gのサービス地域も拡大する。前期末では50都市にとどまっていたが、今期末には300都市まで増やす。2月末で1500万件だった5Gの契約件数を7千万件増やすことをめざす。5Gに関連した特許の取得を強化し、多くの企業との連携も深める。

19年12月期の売上高は前の期比1.2%増の7459億元だった。19年1~6月期にマイナスに落ち込んだ通信サービス収入が通期では前の期比0.5%増の6743億元と回復した。国民の通信料金負担の抑制をめざす政府の指導や顧客獲得競争を受け、純利益は9.5%減の1066億元。携帯電話の契約件数は2.7%増の9億5千万件だった。

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