三菱重系、ベトナムで低価格の省エネエアコン

2020/3/19 16:55
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三菱重工サーマルシステムズ(東京・千代田)は19日、ベトナムで省エネでも価格を抑えたエアコン4機種を3月以降に順次発売すると発表した。ベトナムは空調市場が拡大しており、現地での需要開拓に乗り出す。現地のサッカー選手を起用したブランド戦略でシェア向上を狙う。

現地のサッカー選手を起用した広告宣伝に乗り出す

同社が発売するのはインバータールームエアコン「YXPシリーズ」の4機種。「R32」と呼ぶ低コストで環境への影響が低い冷媒を使う。これまでインバーター式は販売してきたが高価だったため、機能を絞って価格を抑えた普及モデルとして販売する。省エネのインバーター機能付き家庭用エアコンはベトナム市場で17年までに5割を超えるなど伸びており、新製品で一気に販売を広げたい考え。

ベトナムではプロリーグ人気でサッカー熱が高まっている。販売促進ではベトナムサッカー代表でゴールキーパーを務めるダン・ヴァン・ラム選手をブランド・アンバサダーとしてテレビCMなどで起用した。製品の頑丈さをアピールする。

同社はアジア域内では家庭用・業務用の生産販売拠点としてタイに現地メーカーとの合弁会社を持つ。17年には部品製造工場を増設したほか、電装工場を新設するなどして生産能力を拡大している。

ベトナムでは工業化により空調市場が盛り上がり、13~18年の6年間で空調市場は倍増した。今後「年率8~10%の成長が持続する」(三菱重工サーマルシステムズ)として販売を強化する。

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