新型コロナ、米連邦下院議員も感染確認 議会初

2020/3/19 9:33
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【ワシントン=中村亮】米連邦下院議員2人が新型コロナウイルスに感染したことが18日分かった。連邦議員の感染が明らかになるのは初めて。予算策定や立法の権限を握る議会で感染が広がれば、経済対策の調整や審議の遅れにつながりかねない。

米議会は立法や予算編成の権限を握る(ワシントン)=ロイター

2人は与党・共和党のマリオ・ディアス・バラルト氏と野党・民主党のベン・マクアダムス氏。バラルト氏は声明で週末に自主隔離を始め、18日に陽性の検査結果を受けたと明らかにした。当初は発熱や頭痛の症状があったが現在は回復しているという。米メディアによると、直近では14日午前に下院本会議場で同僚とともに票を投じていた。

米保健当局はバラルト氏が直近で濃厚接触した議員や議会スタッフなどの追跡を急いでいるとみられる。予算案や法案の採決では本人が出席して票を投じる必要があり、電話などによる遠隔投票は認められていない。議会で感染者が続出して採決が困難になれば、新型コロナの感染防止策や景気対策の実現が遅れる恐れがある。

民主党では若手議員を中心に遠隔投票を認めるべきだとの声が強まっているがペロシ下院議長は慎重な立場を示してきた。

議会では新型コロナの感染者と接触したとして、共和党の有力議員であるリンゼー・グラム、テッド・クルーズ両上院議員らが自主隔離を実施していた。

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