トヨタ子会社が実証実験、自動運転地図を低コスト更新

2020/3/18 23:12
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トヨタ自動車子会社のトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(東京・中央、TRI-AD)は、4月から自動運転に使う高精度地図を更新する技術の実証実験を始める。専用の計測車両ではなく、一般車両に搭載可能なカメラで入手したデータを使い更新するのが特徴。実用化により更新費用の大幅な低減につなげたい考えだ。

トヨタは自動運転にも注力する(1月に公開した新型の自動運転実験車)

TRI-ADはトヨタなどが2018年に設立した自動運転のソフト開発会社。今回の実験はトヨタ自動車などが出資し自動運転向けの高精度地図づくりを進めるダイナミックマップ基盤(DMP、東京・中央)と共同で実施。TRI-ADの地図生成技術を使いDMPが整備した地図の更新ができるかを検証する。

具体的には、一般の車両に使われる普及価格帯のカメラから取ったデータを使い、道路上の変化したポイントを自動で検出。これをもとにDMPの地図の更新が効率的に行えるか確認していく予定だ。実証を重ね21年度からの運用開始を狙う。

自動運転の実用化には道路の状況を高精度でとらえた地図の整備と更新が必要。現在は専用の計測車両による現地調査で道路の変化を把握し、更新している。今回の実験で試す技術が確立されれば、計測車両の台数、人件費を大幅に減らし、高頻度で地図を更新することが可能になるという。

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