北海道の「緊急事態」19日で終了、外出自粛は4週連続へ

2020/3/18 21:45
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北海道の鈴木直道知事(左)は19日に緊急事態宣言を終了するとした(18日、札幌市)

北海道の鈴木直道知事(左)は19日に緊急事態宣言を終了するとした(18日、札幌市)

北海道の鈴木直道知事は18日夜に記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるための「緊急事態宣言」を当初予定通り19日で終了すると発表した。感染者数はなお都道府県別で最多だが、鈴木知事は感染リスクを「一定の制御下におくことができている」と評価。週末の外出自粛は4週連続で呼びかける方針も表明した。

鈴木知事は「今までは守り一辺倒だったが、20日からは新たなステージへ移行したい」と話した。道は2月28日、全国で初めて法的根拠に基づかない緊急事態を宣言。週末の外出自粛や検査体制・病床の充実、情報収集を推進し、17日には約1カ月ぶりに新たな感染者がゼロとなるなど成果も見え始めていた。

19日には国の専門家会議が予定されており、「道が始めた緊急事態宣言なので、道としていったん総括したい」と鈴木知事は話した。国が法に基づいて緊急事態宣言を発令できるようになる「改正新型インフルエンザ対策特別措置法」が成立し、法的根拠のない宣言を北海道が継続したままでは混乱を招くとの指摘もあった。

ただ緊急事態宣言後に航空路線が新千歳空港(北海道千歳市)路線を重点的に運休するなど、経済活動には多大な影響が出ている。北海道には経済・社会活動の順次再開につなげたい思惑もあり、休館している道立施設についても3月末までを再開に向けた対策期間とし、新年度から営業を再開したい考えだ。

世界で感染拡大は続いているが、鈴木知事は「感染リスクを減らせば社会経済を継続できるという『北海道モデル』を示したい」と意気込んだ。

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