存廃に揺れる広島の旧陸軍施設「被爆の実相、後世に」

風紋
和歌山 章彦
2020/3/22 2:00
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日本経済新聞 電子版
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広島市の爆心地から南東に約3キロ。住宅地の狭い路地に巨大な赤レンガ倉庫がある。大正2年(1913年)に完成した旧陸軍被服支廠(ししょう)だ。

軍服や軍靴を製造・保管した施設で、4棟が現存。広島県が3棟、国が1棟を所有する。壁面の鉄扉が反り返っている。爆風で変形したのだろうか。築後100年を超す建物は劣化し、「地震の際は近づかないで」との注意書きがある。

昨年12月。県は安全上の理由から「2棟解体…

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