詩人・蜂飼耳さん 鹿の角が語りかけてくること

2020/3/21 2:00
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日本経済新聞 電子版
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はちかい・みみ 1974年神奈川県生まれ。詩人・作家。4月から立教大文学部教授。主な詩集に「食うものは食われる夜」(芸術選奨新人賞)、「顔をあらう水」(鮎川信夫賞)。他に小説「紅水晶」「転身」、絵本「うきわねこ」など。

■文鎮の石

六年前の初秋に私の父は亡くなった。その夏、八月一五日前後のことだった。暑さに日々衰えて心臓も弱っていた父の口からぽつりと「俺たちの世代は」と言葉が出た。「あいまいな世…

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