ソフトバンクGのWeWork支援、一部見直しの可能性

2020/3/18 7:38 (2020/3/18 8:35更新)
保存
共有
印刷
その他

WeWorkのオフィス(米ニューヨーク)

WeWorkのオフィス(米ニューヨーク)

【ニューヨーク=大島有美子】ソフトバンクグループが、米シェアオフィス大手のウィーカンパニーについて、既存株主からの株の買い取り計画を見直す可能性があることが17日、わかった。ソフトバンクGが同日ウィーの株主に対して通知し、買い付けの条件が満たされなければ購入しないことがあり得るとの立場を示した。米株式市場の急落を受けた措置とみられる。

事情を知る関係者が明らかにした。ソフトバンクGは2019年10月、既存株主からの最大30億ドル(約3200億円)分のウィー株の買い取りや、協調融資(シンジケートローン)や社債発行による50億ドル分の金融支援策を発表していた。シェアオフィス「ウィーワーク」に事業を集中させ、経営再建を進めている。

通知では、米証券取引委員会(SEC)や司法省を含む規制当局が、既存株主からの株買い取りについて精査しているとした。ウィー創業者のアダム・ニューマン氏からの9億7000万ドル分の株買い取りも含まれる。

関係者によると、ソフトバンクGによるウィー支援の方針に変更はなく、必要な資金も確保しているという。約束していた15億ドル分のウィーの新株引受権はすでに行使しているほか、融資や社債発行による50億ドル分の支援も予定通り実施する見通しだ。

新型コロナウイルスにより、ウィーは世界各地の感染拡大地域でシェアオフィスを一時的に閉めている。利用者が集まるイベントなども自粛しており、収益が圧迫されることが予想される。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]