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FRB、連日の大量資金供給 資金繰り不安を抑制

【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)は短期金融市場に連日で2000億ドル(約21兆円)規模の資金供給を実施している。銀行間市場でドルの短期資金の需給が逼迫しているためだ。FRBの誘導目標(0.00~0.25%)を上回る取引も増えており、大量の資金供給で金利の高騰を防ぎ、企業の資金繰り不安の解消にもつなげるねらいだ。

FRBのパウエル議長=ロイター

FRBの金融調節を担当するニューヨーク連銀は17日、国債を担保にしたレポという取引で合計1977億ドル(約21兆円)の短期資金を供給した。午前の調節で銀行からの応札が多かったため、午後にも追加の供給に踏み切った。

米国では短期社債のコマーシャル・ペーパー(CP)市場で企業が資金を調達しづらく、銀行間でも資金不足が強まり始めた。FRBは15日の緊急利下げで短期金利の誘導目標を「0.00~0.25%」に引き下げたが、この上限を上回る取引も増えている。NY連銀によると16日の銀行間金利は平均で0.26%で、一部には2%での取引もあった。

FRBは今週から長期国債や住宅ローン担保証券(MBS)の購入も再開している。国債などの取引が細っているためだ。FRBが買い手となり市場を安定させ、企業や家計が借り入れやすい環境につなげる考えだ。17日に決めたCPを買い入れる枠組みとあわせ、市場の不安を和らげるため「あらゆる手段を活用する」(パウエルFRB議長)構えだ。

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