/

富士フイルムのアビガン、中国「新型コロナに有効性」

中国政府は新型コロナウイルスを巡り、治療薬の臨床研究を進めている(6日、湖北省武漢市の薬局)=AP

【大連=渡辺伸】中国政府は17日、新型コロナウイルスによる肺炎の治療を巡り、インフルエンザ薬「ファビピラビル」の有効性を臨床研究で確認したと発表した。同薬は富士フイルムホールディングスのグループ会社が開発した薬「アビガン」の一般名として知られる。すでに医療現場の治療に使うよう推奨し始めた。

科学技術省の張新民主任が記者会見で「安全性が高く、治療の効果は明らかだ」と述べた。ファビピラビルは富士フイルム富山化学(東京・中央)が2014年に開発し日本では今年2月から新型コロナの治療のために患者に投与されている。

中国製薬会社の浙江海正薬業(浙江省)が16年、ファビピラビルの特許ライセンス契約を富士フイルムと結んだ。海正薬業は今年2月、中国当局から生産認可を取得ずみで後発薬を増産できる。

今回の臨床試験は、湖北省武漢市と広東省深圳市の病院で合計200人の患者が対象。投与した患者の方がより短い日数で陽性から陰性になり、肺炎の症状が改善した割合も高かったという。

18日の東京市場で富士フイルム株は一時、前日比15%高の5238円と制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。

新型肺炎

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン