与野党が政府と協議会設置へ 新型コロナ対策、週内にも初会合

2020/3/17 19:00
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与野党の幹事長・書記局長は17日、国会内で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、政府と与野党による新たな協議会を立ち上げると合意した。2020年度補正予算案の編成を視野に、経済対策にどんな項目を盛り込むかが主要議題になるとみられる。週内にも初会合を開く。

新型コロナウイルスへの対応を巡り、会談に臨む自民党の二階幹事長(中央右)、立憲民主党の福山幹事長(同左)ら=17日、国会内

協議会の立ち上げは野党側が提案した。新型コロナに関する広範なテーマを扱う。医療機関でのマスクや防護服といった医療機材の確保や、ウイルス検査の実施規模の拡大、生活困窮世帯への支援策、影響を受けた企業への資金繰り対策などを議論する。出席者や開催の頻度などは今後詰める。

立憲民主党の福山哲郎幹事長が会談で「新型コロナは国難といえる。野党各会派からの要望・要請を受ける協議会を立ち上げてほしい」と呼びかけた。自民党の二階俊博幹事長が「適切な提言だ」と答え、他党からも異論は出なかった。

11年の東日本大震災への対応では当時野党だった自民党の提案を受け、政府と与野党で協議会をつくった。震災発生直後から約1カ月で17回開催し、取り組むべき事項などをまとめた。

今回の協議会立ち上げを巡り、与党側には経済対策に野党の主張も取り込み、国会審議での批判をかわす狙いがある。野党側には政権批判と新型コロナ問題への対応を切り離し、是々非々の姿勢を示す思惑がある。福山氏は会談後、記者団に「野党の要望を受け止め、補正予算編成に十分反映してもらいたい」と語った。

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