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キリンが新ウイスキー 高価格帯「富士」など2種

キリンが4月に発売する国産ウイスキー「富士」は国内外の消費者により分かりやすいブランドを目指した

キリンホールディングス傘下のキリンビールは17日、国産ウイスキー「富士」「陸」を発売すると発表した。富士は富士山の山麓にある静岡県の蒸留所で生産した原酒を全て使用した、トウモロコシを主原料にした高価格帯のウイスキーだ。原酒不足のため飲食店限定で発売する。国内3位のウイスキーメーカーとして同社を代表するブランドに育てる。

高価格帯の国産ウイスキー「富士」(写真中央)に対して「陸」(同左)は家庭での飲用も見込み手ごろな値段にした

富士はキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所(静岡県御殿場市)で原酒を生産し、長期間貯蔵したものを瓶詰めした。4月21日に発売する。原酒を長期間寝かせることで得られる樽(たる)由来の香りが特徴的だという。1本700ミリリットルで参考価格は6千円。年間1万ケース(750ミリリットル12本換算)の販売を目指す。フランスのほか米国への輸出も視野に入れる。

同社の国産ウイスキーの新ブランド投入は2018年8月以来となる。原酒不足のなか販売経路を絞るなどして、現在の旗艦ブランド「富士山麓」に並ぶブランドに育てる。

1本500ミリリットルで1500円と比較的廉価な国産ウイスキーの陸は、5月19日に飲食店や家庭向けに発売する。4万2千ケースの販売を目指す。

同社は原酒不足に対応するため80億円を投じてウイスキーの生産設備を増強する。一部木製を採用した4基の発酵タンクを増設し、蒸留器を2系列で4基増設する。原酒の生産能力を現行比で2倍に増やす。2021年5月に完成する。

さらに「熟成庫」と呼ぶ原酒を長期間寝かせるための貯蔵庫を建て直したり、改修したりする。保管能力を現行比で2割増やす。

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