日本製鉄、マレーシアの家電向け鋼板生産撤退

2020/3/17 13:39
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日本製鉄はマレーシアでの家電向け鋼板生産から撤退する。OA機器やテレビ、建材などに使う表面処理鋼板の合弁工場を6月末までに休止する。年間生産能力は12万トン。需要減に加え、韓国の鉄鋼メーカーなどとの価格競争で採算が悪化していた。生産休止後は日本の製鉄所からの輸出に切り替える。

撤退するのはニッポン・Eガルブ・スチール(ペナン州)。2020年内に会社を清算する。同社は09年に操業を開始し、日鉄が50.1%、阪和興業が22.7%を出資。日本から半製品を調達し、電機メーカー向けにOA機器や薄型テレビに使う「電気亜鉛めっき鋼板」を供給してきた。

現地採用を中心に約160人いる従業員の処遇は今後、現地政府などと協議していく。

休止後は東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)や瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)などからの輸出に切り替える。日鉄は製鉄事業の採算悪化を受け、国内外で事業の選択と集中を進めている。

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