ロシア、外国人の入国禁止へ コロナ感染予防で

2020/3/17 6:57
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【モスクワ=小川知世】ロシア政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、18日から5月1日まで外国人の入国を原則禁止すると発表した。モスクワ市も16日、50人以上が参加する屋内の催しを4月10日まで禁止する命令を出した。ロシアの感染者数は16日時点で累計93人と増え始めており、入国制限などで封じ込めを図る。

ロシアは新型コロナウイルスの感染拡大に警戒を強めている(14日、モスクワ)=ロイター

発表によると、外交官や国際機関の代表、ロシアに居住権を持つ人などを除く外国人の入国を禁止する。第三国への航空便の乗り継ぎでの空港利用は認める。モスクワ市は21日から4月12日まで学校を閉鎖する。屋外の催しも全面的に禁じ、高齢者に外出を控えるように呼びかけた。同市の決定を受け、ボリショイ劇場は4月10日まで公演を中止すると発表した。

ロシアでは4月22日にプーチン大統領が提案した憲法改正の是非を問う全国投票、5月9日に外国首脳を招いた第2次世界大戦の戦勝75周年記念式典を予定する。ペスコフ大統領報道官は現時点で日程に変更はないとしているが、感染拡大に歯止めがかからなければ、政権の威信をかけたこれらの行事に影響する可能性も指摘されている。

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