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WHO事務局長「検査徹底を」 新型コロナ感染食い止め

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は16日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染を食い止めるため、各国に検査を徹底するように求めた。「この1週間で感染が急速に広がった」と危機感を示し、中国以外の感染者数が中国を上回ったことを明らかにした。欧州を中心にウイルスの勢いは増しており、市民生活に大きな影響が出ている。

テドロス氏は「疑わしいすべてのケースを検査をすること。それがWHOのメッセージだ」と強調した。人との接触を避けることなどだけでは不十分で、検査や患者の隔離、感染経路の追跡調査など総合的に対策を打つよう求めた。

一部の国では感染者の急増に医療体制が追いついていない状況にある。テドロス氏はこのような状況に陥った場合は「高齢者と基礎疾患がある患者を優先すべきだ」と助言し、軽症の患者は自宅での療養を求めた。新型コロナを「現代の世界的な衛生上の危機」とし、各国や個人に一層の連帯を訴えた。

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