匿名審理「社会の裏返し」 相模原殺傷事件で裁判員会見

社会・くらし
2020/3/16 18:33 (2020/3/16 20:32更新)
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相模原殺傷事件で裁判員を務めた8人が16日、判決後に記者会見した。60代の男性は、被害者の大半を匿名で審理したことについて「被害者家族は『障害者が生きやすい社会にしてほしい』と言っていたが、匿名審理はその裏返しで、そういう社会ではないのだと思った」と感想を語った。

「人が人を裁くのは難しい。心も重かった」と心境を吐露したのは、30代の男性。補充裁判員だった女性は「非現実的な殺人事件で、何に悩んでいいのかも分からない状態だった」と話した。

別の男性は「被告から生産性の話が出たが、効率よくやれという風潮も被告の考えを形成した一因になったと思う。事件を機に優しさということを考えないと、同じような事件が起こるのでは」と懸念を口にした。〔共同〕

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