愛知の中小、景況が大幅悪化 調査開始以来最低

2020/3/16 19:30
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愛知県の中小企業の景況が大幅に悪化している。名古屋商工会議所が16日発表した景況調査によると、2020年1~3月期の業況DIはマイナス21.3と、前四半期比14.7ポイント悪化した。12年4~6月期の調査開始以来で最低だった。消費増税と新型コロナウイルスの感染拡大が企業の心理を冷やした。

業況DIは景況が「好転」と答えた企業の割合から「悪化」の割合を引いた値。名商の会員企業を対象に2月12日~3月10日に調査し、682社から回答を得た。回答企業の9割弱を従業員数300人以下の中小が占めた。

製造業の業況DIは24.6ポイント悪化のマイナス46.9、サービス業は10.5ポイント悪化の0.9、卸売業は10.5ポイント悪化のマイナス39.7だった。新型コロナの患者数は連日増え続けており、「回答日が後のものほど厳しい内容が多かった」(名商)という。

自由回答では「消費増税と新型コロナのダブルパンチだ」(サービス業)、「売り上げ減が資金不足につながりかねない」(製造業)、「中国から商品が届かず、商売にならない」(卸売業)といった声があった。

愛知県の中小企業でつくる愛知中小企業家同友会も同日、景況調査を発表し、2月の業況DIはマイナス2と19年11月の前回調査から17ポイント悪化した。東日本大震災直後の11年5月以来の低水準だった。2月17~27日に調査し、会員企業1186社から回答を得た。

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