ユニクロ、今春に首都圏で大型3店 五輪見据え

2020/3/16 16:33
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ファーストリテイリング傘下のユニクロは16日、4~5月に首都圏に計3店の大型店を開くと発表した。都内2店と横浜市内で、東京五輪が開催予定の今夏を見据え、大型店の相次ぐ開業でブランドの発信力を強める。訪日客だけでなく日本人についても客層の幅を広げる狙いがある。

5月に東京・銀座で開業予定の「UNIQLO TOKYO」はブランド発信の拠点とする(イメージ)

4月10日に横浜市内金沢区内で「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」を開く。兄弟ブランドのGU(ジーユー)と合同店舗との位置づけで、売り場面積は両ブランドで計約4千平方メートル。家族連れを主なターゲットに据え、両ブランドで子供服売り場を隣り合うように配置するなどして集客に生かす。

4月25日にはJR原宿駅近くに「ユニクロ 原宿店」(東京・渋谷)を開く。旧原宿店は1998年のオープンでユニクロ躍進の力となったが、8年ぶりの再出店となる。新店の売り場面積は約2千平方メートル。ジーユーと共同開発した着こなしアプリ「スタイルヒント」の専用売り場を設ける。

また、5月15日には東京・銀座にグローバル旗艦店と位置づける「UNIQLO TOKYO」を開く。商業施設のマロニエゲート銀座で2月末まで営業していた女性専門店を増床してリニューアルする。新店の売り場面積は約4460平方メートルで従来は1フロアのみだったが、今回4フロアに広げる。

銀座には同じくグローバル旗艦店の「ユニクロ銀座店」がある。同店は訪日外国人が多く、観光スポットにもなっている。一方で新店はゆったりと買い物を楽しんでもらい、ブランドコンセプトする「ライフウェア(究極の普段着)」を体感してもらう。

2020年2月末の国内ユニクロ店舗は811店。近年は中国などアジアでの出店を強めており、国内店舗はピークだった14年5月末(862店)から漸減している。

世界各国で新型コロナウイルスの感染が広がるなか、東京五輪の開催に懸念も出ている。それでも日本や東京へ世界的な注目が集まるだけに、大型出店を通じてブランドの発信力をさらに強める。

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