「岩手県産品の購入を」 新型コロナ受けキャンペーン
岩手県は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、需要が急減している県産品の購入を県民に促すキャンペーンを始めた。県内では小中学校の臨時休校で学校給食用の牛乳約66万本が出荷停止になるなど大きな影響が出ており、達増拓也知事は「地産地消で県内生産者や事業者を応援しよう」と呼びかけた。

達増知事らによる「スタートアップセレモニー」を12日に県庁前で開催。県内の商工や農林水産関係団体の幹部や県職員ら150人が参加した。達増知事は訪日外国人客の減少やイベントの自粛、臨時休校により、牛乳や花きなどの県産農畜産物の消費が急減し、農家らが苦境に陥っている現状を説明。県産品の購入を呼びかけた。
その後、セレモニーの参加者が並んで牛乳を一斉に飲むパフォーマンスなどを行った。