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東芝、気象データ通信を小型・低コストで

東芝エネルギーシステムズは16日、小型の無線機器を使った発電設備向けの気象データ送受信システムを稼働させたと発表した。同システムはJパワーの水力発電設備向けに納入した。山間部などにも低コストでシステムを構築できるといい、既存の基地局を使った通信網のバックアップ需要を開拓したい考えだ。

今回運用を開始した「省電力無線IoTソリューション」はJパワーの紀伊半島の4カ所の水位・雨量計測局で運用を開始した。水位計や雨量計のデータをセンサーノードとよばれる無線機から、コンセントレータと呼ばれる受信装置に送られる。コンセントレータに集約されたデータは事業者が持つ拠点間をつなぐ専用回線を通じてサーバーに送信する。

従来はデータを公共の無線通信網を使ってサーバーに送っていたが、気象条件や機器の故障などでによって基地局間の通信に障害が生じるケースもあったという。コンセントレーターは乾電池などで動かすこともでき、山岳地帯の落雷などで停電が発生した際も安定してデータを送信できるという。

東芝は無線機器を府中事業所(東京都府中市)で製造する。機器を小型にすることで低コストでシステムを構築できるという。既存のデータ通信のバックアップのシステムとして売り込んでいく考えだ。

(広井洋一郎)

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