/

米コロナ感染3000人突破、NY州は休校

(更新)
欧州からの帰国者で米国の空港は混雑した(コロラド州デンバー国際空港)=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】米国内で新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がっている。15日までに全米の感染者数は3000人の大台を突破した。米国の疫病対策センター(CDC)は米国人向けの渡航注意情報で欧州の大半を3段階で最も高い「レベル3」に引き上げ、不要不急の渡航を控えるように呼びかけた。経済活動への打撃は避けられない。

米テレビCNNの集計では、新型コロナ感染者は米東部時間15日午後4時(日本時間16日午前5時)時点で3100人を突破し、死者も60人を超えた。トランプ米大統領は13日、国家非常事態宣言を出し、緊急対策に乗り出した。

ニューヨーク州のクオモ知事は15日夕、ニューヨーク市や、日本人が多く住むウェストチェスター郡などの公立学校を休校にする方針を明らかにした。ニューヨーク市のデブラシオ市長は市内の学校の休校は16日から少なくとも4月20日まで続けるという。

欧州への渡航は一段と難しくなりそうだ。CDCは新型コロナの感染拡大を受けて、ドイツやフランスなど欧州の大半を3段階の渡航注意で最も高い「レベル3」に引き上げた。中国やイランと同じ警戒レベルで、すべての米国人に不要不急の渡航中止を呼びかけるものだ。

トランプ政権は欧州に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止する措置を実施済み。週末の主要空港は欧州からの帰国者で混雑した。病歴や現在の健康状態を調べる検査を実施しており、通常より入国に時間がかかっている。

感染拡大が止まらず、各州・市の危機感は強まっている。イリノイ州とオハイオ州は15日、レストランやバーの営業を停止することを決めた。ボストン市はレストランのテーブルや椅子を除去するなどにより営業スペースを半減するよう求めたという。

スポーツ用品大手のナイキは15日、全米や西欧、オーストラリアなどの店舗を27日まで休業にすると明らかにした(ニューヨーク市内の店舗)=ロイター

自主的な営業停止の動きも広がる。スポーツ用品大手のナイキは15日、全米や西欧、オーストラリアなどの店舗を27日まで休業にすると明らかにした。今回の営業停止措置に日本や中国、韓国は含まれない。

米アマゾン・ドット・コムは一部商品の欠品や配達の遅れの可能性があると自社のホームページ上で告知した。米アップルは中華圏以外の全ての直営店を27日まで一時閉鎖すると発表している。ヒト・モノの動きが制限され、米国経済を支えてきた消費への影響も無視できなくなってきた。

新型肺炎

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン