メキシコ、1カ月の一斉休校に 新型コロナ対策で

2020/3/15 7:12
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1カ月間の一斉休校を発表するメキシコのモクテスマ教育相=EFE

1カ月間の一斉休校を発表するメキシコのモクテスマ教育相=EFE

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ教育省は14日、大学を含むすべての学校を対象に、21日から1カ月間の一斉閉鎖を始めると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためとしている。4月に予定されていたセマナサンタ(聖週間)による休暇を前倒ししたうえで拡大する。政府は急激に感染者数が増加するとみており、本格的な対策に乗り出す。

一斉閉鎖は私立大を含め全国の25万校、3300万人の学生が対象となる。全国を対象に、かつ期間も1カ月に及ぶ閉鎖は極めて異例の措置だ。もともと4月6~17日に予定されていた聖週間休暇を前倒しし、かつ延長する。閉鎖期間中は、学校ごとに通信教育などの実施を検討している。

メキシコでは14日正午時点での感染者数は26人で死者は出ていない。ただ、12日午後9時時点での感染者数は15人で、急激に増えている。保健省は今後、国外だけでなく国内で感染するケースが増えてくるとみており、手洗いなどの予防策の徹底を呼びかけるなど警戒を強めている。

学校閉鎖とは別に、サッカーのプロリーグは、無観客での試合実施に踏み切るなど、大規模な観客が予想されるイベントで、日程を延期したり中止したりする動きも出始めている。休校措置を受けて、今後はこうした動きがさらに広まるとみられる。

メキシコ政府は現時点でいずれの国や地域に対しても入国制限措置は実施していない。ただ、一部の空港では体温チェックなどの健康状態の検査を厳格にし始めている。

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