プーチン氏が改憲法案に署名、憲法裁経て全国投票へ

2020/3/15 0:18
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【モスクワ=小川知世】ロシアのプーチン大統領は14日、2024年に予定される次期大統領選への自らの出馬を可能にする憲法改正法案に署名し、法案を憲法裁判所に送った。憲法裁の合憲判断を経て、4月22日の全国投票で改憲の是非を問い、投票者の過半数の賛成で成立する。1月のプーチン氏による提案から異例の速さで改憲が実現する見通しとなった。

プーチン大統領は自らの5選出馬に道を開く改憲法案に署名した(13日、モスクワで会議に出席したプーチン氏)=AP

大統領府が14日に発表した。改憲法案は11日に下院で採択、上院で承認された。14日までに全国85の州や共和国などすべての地方議会でも承認された。全国投票では改憲案を一括して是非を問う。政権は体制の安定確保に向け、圧倒的多数の賛成票の獲得を目指す。

改憲法案では2期までとする大統領の任期制限に、これまでの任期は算入しないとの条項を盛り込んだ。4期を務めるプーチン氏の5選出馬が可能になる。「国境画定を除き、領土割譲に向けた行為、呼びかけを許さない」とも明記した。最低生活費以上の賃金の保証など国民受けを意識した条項も加えられた。

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