原発再稼働、強まる逆風 関電の金品受領問題で
[有料会員限定]
関西電力の金品受領問題は、日本のエネルギー政策にも影響を及ぼす。関電は、東京電力の2011年の福島第1原子力発電所の事故で安全基準が厳しくなった以降の再稼働で先行してきた。今回の不祥事は原発に対する立地自治体の不信を高めており、再稼働をさらに遅らせかねない。
原発は稼働していた54基すべてが11年に停止された。このうち再稼働したのは9基で、関電は高浜原発(福井県)など4基を再稼働させてきた。東京電力ホールディングス
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り622文字