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新型コロナの死者5000人超、WHO「欧州が震源地」

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界の新型コロナウイルスの死者が13日、5000人を超えた。中国湖北省武漢市で発生したウイルスは、イタリアやスペインなどで猛威をふるっている。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は同日開いた記者会見で、死者の拡大は悲劇的な出来事だとした上で、「今や欧州がパンデミック(世界的な大流行)の震源地となった」と話した。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、日本時間14日午前4時時点で、世界の感染者数は13万7000人以上となった。このうち約4割は中国以外となっている。イタリアでは死者が1266人に達した。感染者が多い北部地域で、病院や医療関係者が不足していることが一因とみられる。

現時点でWHOはいつ流行がピークに達するかを予測するのは不可能だとした。テドロス氏は感染を食い止めるために、検査や患者の隔離、感染経路の把握など「すべてを包括的に実行することが必要だ」と強調した。

各国ではスポーツイベントの中止や学校の休校などが相次ぐ。WHOは人と人との接触機会を減らすことは感染を抑制する可能性があると評価した。一方、「万能薬でもない」と指摘した。

WHOは13日、新型コロナ対策のための基金を立ち上げた。個人や企業から幅広く資金を募る。マスクや手袋など医療関連用品を感染国に提供したり、診断キットや治療薬の開発などに役立てる。

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