世界分断、マネー急収縮 不安鎮める政策試す
新型コロナと世界経済(1)
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新型コロナウイルスをきっかけにした世界の分断がマネー急収縮を招いている。米国が欧州からの外国人の入国禁止を決め、世界で株価が急落した。13日の日経平均株価の下げ幅は1100円を超えた。13日の米国株は反発で始まったが、市場の不安を示す恐怖指数は高止まりしたままだ。需要の一時的な消滅に直面している実体経済を下支えし、市場の動揺を抑えるため、各国が協調して強力な財政出動などの政策を打ち出す必要がある。...
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