仮免中違反の罰金命令破棄 非常上告受け最高裁是正

社会・くらし
2020/3/13 10:48
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仮免許で運転中に通行禁止違反で摘発された盛岡市の男性に対し、反則金の手続きを経ずに罰金刑を科した盛岡簡裁の略式命令は誤りだったとして、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は13日までに、命令を破棄する判決を言い渡した。有罪が確定した裁判に法令違反があった際、検事総長が最高裁に是正を申し立てる「非常上告」を受けた判決。

判決などによると、男性は昨年8月、盛岡市内で運転中、左折禁止の標識に気付かず左折し、岩手県警に摘発された。仮免許なのに一定の資格を持つ同乗者がいなかったため、道交法の仮免許運転条件違反と合わせて盛岡区検が略式起訴し、昨年10月に罰金4万7千円の略式命令を受けた。

しかし仮免許で通行禁止違反をした場合は道交法上の「反則者」となり、反則金を支払えば略式起訴されない。摘発した警察官が無免許運転と同じだと誤解し、反則金納付の通告をしないまま県警が書類送検していた。第1小法廷は判決で、仮免許運転条件違反のみを認定し、改めて罰金4万円を言い渡した。

〔共同〕

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