非弁提携で弁護士法人懲戒 依頼者紹介に謝礼

2020/3/13 9:50
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弁護士法人ベリーベスト法律事務所が、過払い金返還を求める依頼者を紹介された見返りに、司法書士法人に金銭を支払ったのは「弁護士でない者からの依頼者紹介への対価」に当たるとして、東京弁護士会は13日までに、法人と代表の弁護士2人をそれぞれ業務停止6カ月の懲戒処分にした。非弁提携を禁じた弁護士法や、依頼者の紹介を受けたことへの謝礼を禁じた弁護士職務基本規程に違反するとしている。

東京弁護士会によると、ベリーベストは過払い金返還請求事件を多く手掛けていた大手司法書士法人と業務提携。司法書士は訴額が140万円を超える案件の代理人になれないため、この法人は140万円超の依頼者をベリーベストに引き継ぎ、ベリーベストは1件当たり19万8千円を法人に支払っていた。

ベリーベストは「引き継ぎの際、司法書士には裁判書類や計算書を作成してもらっている。正当な業務委託料であり、金額も司法書士の報酬として適正だ」と反論。処分を不服として日弁連に審査請求する。

第一東京弁護士会所属のベリーベスト弁護士法人と第二東京弁護士会所属の弁護士法人VERYBEST、全国各地の支店は処分対象とならない。〔共同〕

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