独与党、メルケル氏後継選び延期 党大会4月開催を断念

2020/3/13 2:53
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【フランクフルト=石川潤】ドイツの与党、キリスト教民主同盟(CDU)は12日、4月25日に予定していた臨時党大会の開催を延期すると発表した。新型コロナウイルスへの感染がドイツでも拡大しているためで、感染が収まり次第、開催する方針だという。党大会ではメルケル首相の後継者となる新しい党首を選出する予定だった。

新型コロナウイルスの感染拡大でメルケル首相の後継選びも延期に=ロイター

独与党CDUでは、地方選での敗北などで求心力が低下したクランプカレンバウアー党首の辞任表明を受けて、次期党首選びが進んでいた。メルケル首相の政敵で保守派のメルツ元院内総務、同首相に近い中道派のラシェット副党首、レトゲン元環境相の3人が立候補し、メルケル路線の継続の是非を争っていた。

新党首が決まれば、政治空白を避けるためにも、メルケル首相の早期辞任を求める声が高まるとの観測もあった。党大会の開催がいつになるかは不透明だが、ドイツの政局に微妙な影響を与える可能性がある。

メルケル首相は2021年秋の議員任期の満了まで首相を務め、その後は政界から引退する意向を表明している。CDUの新党首は次期首相の最有力候補になるとみられていた。

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