米プリンセス・クルーズ、全船運航停止 新型コロナで

2020/3/13 1:12
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多数の新型コロナ感染者を出した「ダイヤモンド・プリンセス」=共同

多数の新型コロナ感染者を出した「ダイヤモンド・プリンセス」=共同

【ニューヨーク=西邨紘子】米クルーズ船大手カーニバル傘下のプリンセス・クルーズは12日、同日から60日間、全船の運航を停止すると発表した。日本で700人を超える感染者を出した「ダイヤモンド・プリンセス」など、運航船に新型コロナウイルスの大規模感染が相次いで発生したことを受けた対応。状況が改善すれば、5月11日に運航を再開する予定。

17日までに旅程を終える船は予定どおり運航するが、それ以外で現在航行中のクルーズは最寄りの港に寄港して乗客を下船させ、帰宅・帰国を支援する。予約客には払い戻しや旅程変更などで対応する。

プリンセス・クルーズは傘下の船舶18隻を合わせて5万人の旅客輸送能力がある。「ダイヤモンド・プリンセス」に続き、3月には別の船舶「グランド・プリンセス」でも乗客に新型コロナ感染者が見つかり、旅程の切り上げを余儀なくされた。

プリンセスの親会社カーニバルは傘下に「カーニバル・クルーズ」など多くのクルーズ・ブランドを持つ。中でもプリンセスは20日~100日間を超える長距離・長期間クルーズを多く運航しており、旅程が短いクルーズに比べてウイルス流行の影響が深刻化しやすいとみられる。米国務省は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、高齢者などにクルーズ船を避けるよう勧告していた。

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