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田辺三菱製薬、新型コロナのワクチン開発に着手へ

田辺三菱製薬は12日、新型コロナウイルスのワクチン開発に着手すると発表した。カナダ子会社がウイルスを模した植物由来の粒子の作成に成功した。カナダで8月までに臨床試験(治験)を始め、2021年中に終える方針。ワクチンを1~2カ月で生産できるようになる可能性があり、うまくいけば22年度に実用化するもようだ。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

子会社のメディカゴ社は植物の葉を使って1~2カ月でワクチンを作る技術を持つ。ウイルスと同じ遺伝子を植物の葉の組織に組み込み、生育後にワクチン成分を抽出する。

ワクチン成分は実際のウイルスと同様の形状で、体に投与すると免疫反応が起きる。事前に投与することで発症の可能性を減らしたり、発症しても重症化を抑えたりできる。既にインフルエンザワクチンでの治験を進めている。

通常のワクチンは特別な環境下で得る鶏卵を使ってウイルスを培養し、毒性を除いて作るため完成まで1年以上かかる。

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