賃上げ交渉、ヤマトは7年ぶりベアゼロ

宅配クライシス
賃上げ交渉
2020/3/12 19:24
保存
共有
印刷
その他

ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は12日、2020年の春季労使交渉で賃金引き上げを月4589円とすることで労働組合と妥結した。業績が停滞するなか、労組の要求額に比べて6411円少なく、ベースアップ(ベア)は7年ぶりのゼロとなった。前年は8052円だった。

年間の総労働時間は2308時間を目標とし、前年比で12時間減らす。年末年始に勤務した場合には特別手当を支給することも決めた。

ヤマトは人手不足を背景に17年10月、値上げと宅配便の荷受けを制限する「総量抑制」に踏み切った。これを機に顧客離れが進み、全体の売上高の8割を占める宅配便の取扱数が伸び悩んでいる。宅配便事業の低迷を受け、19年4~12月期の営業利益は前年同期比33%減の500億円にとどまっている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]