中国、新型コロナ「流行ピークすぎた」

2020/3/12 19:45
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【大連=渡辺伸】中国の国家衛生健康委員会の米鋒報道官は12日の記者会見で、新型コロナウイルスの肺炎について中国で新たな感染者が減り続けていることから「中国での流行のピークは過ぎた」と述べた。新型コロナを調査している中国衛生当局の専門家チームのトップ、鍾南山氏は同日の記者会見で「中国以外から流入してくる感染者が問題だ」と話した。

中国は流行のピークが過ぎたと言うが…(上海市の地下鉄)=ロイター

衛生当局は12日、中国本土での累計感染者数が同日午前0時時点(同日本時間午前1時)で前日比15人増の8万793人、死者数が11人増の3169人となったと発表した。新たな感染者15人のうち、湖北省は8人にとどまった一方、6人は中国本土以外から本土を訪問した感染者だった。

鍾氏は記者会見で「中国国内や湖北省でのウイルスは制御できている」と述べた。さらに「特効薬の研究開発は2カ月以内には不可能だろう」とも話した。

中国国内の感染者数が減少傾向となるなか、当局は海外からウイルスが逆流しないよう神経をとがらせている。北京市や上海市では、日本や韓国から入国した人に14日間の自宅待機や外出制限などの隔離措置を求めている。

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